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襟のラインを境目に変色しているスーツ生地

その「テカリ」ドライクリーニングが原因かも!?

すっかり涼しくなりましたね〜🍁この時期、冬物のスーツを準備されている方も多いのではないでしょうか。

ところでそのスーツ、買った時よりも色が褪せたりしていませんか?はたまた「テカテカ」「ごわごわ」していませんか?その原因は、実は「ドライクリーニングのしすぎ」かもしれません💦

スーツの「テカリ」はアイロンで固まった「汗汚れ」

スーツのクリーニングは基本的には「ドライクリーニング」です。水を使いません。以前、別の記事でもご紹介した通り、ドライクリーニングで汗汚れは落とせません。つまり、ドライクリーニングを繰り返したスーツには、汗汚れが蓄積しているというわけなんです。

生地に残った汗汚れは酸化して黄ばみの原因となります。それだけではなく、クリーニングに出すたびに汚れをアイロンで押し固めるわけですから、スーツの質感が次第に損なわれてしまうのです。

  • 黄ばみ、色褪せ、変色
  • テカリが出たり、艶がなくなる
  • 生地がゴワつき、板のように固くなる

定期的な「水洗い+プレス」でスーツが蘇る

それでは、お気に入りのスーツを永く愛用するためにはどうのようなメンテナンスが理想的なのでしょうか?基本的なポイントを3つに絞ると、以下のようになります。

  • 適度に水洗いクリーニングを取り入れる
  • 水洗いの後は丁寧にプレス整形する
  • 汚れや傷みは軽度なうちに補修する

スーツの汚れやすさは体質や着用頻度によって違いますし、傷みの程度をご自分で判断するのは難しい場合もあります。その場合は、できれば1シーズンに1回、少なくとも1年に1回程度、職人によるメンテナンスをお試しいただければ安心かと思います。

クリーニングとメンテナンスは何が違う?

「クリーニング」ではお客様が選択されたコースでクリーニングを行います。一方「メンテナンス」では、まず職人がお客様のスーツを診断して、汚れや傷みの種類に応じて必要な作業をご案内します。「そろそろ水洗いしましょうか」「裏地が限界を迎えています」といった診断結果に基づいて、お客様のご希望に沿ったケアを行うのが「メンテナンス」となりなす。定期的にプロの診断を挟むことで、スーツの傷みが小さいうちに修復し、結果としてお気に入りのスーツを永く愛用することに繋がります。

【事例紹介】お客様のスーツを完全復活!

こちらはお客様が長年愛用されてきたスーツのジャケット。長年のドライクリーニングで変色し、襟の跡がくっきり残るほどになっていました。本来のネイビー色が黄ばんでグレーに。襟の部分は板のようにパリパリになって、ウール本来のしなやかさを感じられません。

傷んだスーツこそ職人技の見せ所!今回のケースでは、独自に配合した液剤を使って水洗いさせていただきました。汗汚れをしっかり落とすと本来の美しいネイビー色が蘇り✨本来のしなやかな質感も復活です👍。型崩れしやすいウールを水洗いするには高度なプレス技術が不可欠。オーダースーツ特有の美しいシルエットに整形させていただきました。

さらに傷んで完全に色が落ちてしまった場合には、インキングという技術で染め直す施術もございます。「これは無理だろう」とお気に入りのスーツを諦めてしまう前に、是非いちど、スーツメンテにご相談ください😊

修繕を繰り返しながら、大切なものを、永く愛用するという紳士服文化の価値観を継承したい。そんな思い出開始したサービスがスーツメンテドットコムです。テーラーからも信頼される高度なメンテナンス技術を全国どこからでも宅配でご利用いただけます。スーツのお悩みはなんでもご相談ください!

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