戦い抜いたスーツに浮かび上がるサイン。
お気に入りのスーツ。ふと目をやると、背中あたりが白くなっていることはありませんか?それは、スーツからの重要なサインかもしれません。
面積が広く目に入りやすい背中部分は、以下の様な原因で傷みやすいのが悩みの種。
- 紫外線による生地の変色、変質
- 背中の汗が蓄積することによるしみ
- 椅子の背もたれやコートによる摩擦
- ドライクリーニングによる生地の劣化
症状が出やすい部位は人それぞれですが、背中が色褪せてきた時には、襟足、袖口、ズボンの裾、裏地といった他の部分にも傷みの兆候が出ているかもしれません。
背中の色褪せは「そろそろメンテナンスの時期だよ!」というスーツからのサイン。クローゼットにしまう前に、少しチェックしてみて下さいね。

スーツの「染め直し」がお店で断られてしまう理由とは?
色褪せの症状が軽いうちは、特殊配合された液剤での「洗浄+プレス」で生地を修復できます。
強い色褪せや紫外線による変色の場合、スーツを一気に若返らせる秘策が「染め直し」です。既に整形されたスーツの生地を後から染め直すという、少し特殊な技術です。
ジーンズや洋服では「染め直し」のサービスを提供している業者は比較的探しやすいかもしれません。これがスーツ(ウール素材など)や和装(シルク素材など)の染め直しとなると、お店に断られてしまうことも少なくありません。この作業には多くのリスクが伴うため、簡単には引き受けてもらえないのが現状といえます。
- 元の色と同じ色に染められないリスク
- 染料と素材の相性が悪く、生地を傷めるリスク
- 作業で生地が伸縮してシルエットが崩れるリスク
スーツメンテが「染め直し」を断らない理由。
「クリーニング」ではなく「メンテナンス」までカバーできる「スーツメンテ」には、スーツを仕立てるテーラーのような技術を持った職人が在籍しています。
メンテナンス職人は、すでに成形されたスーツの故障部分を「解体→修理→再成形」する技術を持っているため、時には生地の縫製をほどいて、最善も方法を選びながら施術します。
今回のテーマである「染め直し」を例にとると、ただ色を塗るだけではなく、原因となる汚れを落とし、染め直し、プレスでシルエットを元通りに整えて、生地の質感までもを蘇らせます。
経験豊かな職人たちが色褪せの原因を正確に把握し、経験と技術に裏打ちされたメンテナンスを実施できるというわけです。
スーツメンテが「染め直し」を断らない理由。それは「自信があるから」の一言に尽きます。

愛用のスーツを永く愛用するためのメンテナンスとは。
本来、ウールというのはとても機能的で頑丈な素材です。定期的なメンテナンスでその特性を回復させてあげることが、これからも永く愛用していくための一番のコツといえるでしょう。
- 汗や紫外線による生地の劣化は、早めのメンテナンスで進行を防ぐことができます。買った時の様な美しい質感を永く保つために、1年に1回はプロによるチェックを受けることをオススメします。
- ドライクリーニングを繰り返すと生地が傷みます。特に汗がついた後などは、水洗いのクリーニングを利用するように心がけましょう。水洗いクリーニングは、その後のプレスが重要です。オーダースーツ特有の美しいシルエットを復元できるお店を選びましょう。
- スーツのシルエットはプレスで決まります。上質のプレスは、スーツの形を整えるだけでなく、生地の表面を整え、買った時の様な質感を回復し、日常の汚れからスーツを守ります。お気に入りのスーツは、プレスが得意なお店に出しましょう。
- 「見えないから」と裏地の痛みを放っておくと、生地が引っ張られたりして傷みの原因となることがあります。裏地は張り替えられます。まずは専門店に相談してみましょう。
- ボタンやチャックなどのパーツがかけていると、上等のスーツもだらしなく見えてしまいます。パーツを紛失してしまった場合でも、取り替えや特注で対応できることがありますので、専門店に相談してみて下さいね。
量産型のファストファッションが流行する現代においても「良いものを永く大切に着用する」という紳士服文化の考え方は大切にしていきたいですね。
皆さんの地域にメンテナンスができるお店がない場合は、スーツメンテにお任せ下さい。日本全国から宅配でのご注文を受けてまわっております。
お送りいただいたスーツは職人が診断し、担当者より状態をお伝えした上お見積りを提出させていただきます。次シーズンまでのスーツ保管も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました❗️スーツメンテが培ってきた技術が皆様のスーツライフのお役に立てれば嬉しいです😊それでは、また次のブログでお会いしましょう!
